親切だったバイク買取業者さん

病気になり、夫婦でそれぞれ所有していたバイクを2台泣く泣く手放すことになってしまいました。
とても大事に大切に子供のように手をかけてきたバイクだったので本当は手放したくありませんでした。
が、治療にいくらお金がかかるか分からなかったので仕方なく買い取ってもらうようにしました。
大手のバイク買取業者さんにお電話したところ、電話口での対応もとても親切で好感が持てました。
早速次の日にはいらして下さり、すごく細かく丁寧に査定をして下さいました。
思っていたような査定金額が出なかったのでもう売りたくないと思いましたが、いろいろと事情を説明したところ、親身になって聞いて下さり、査定金額ももう少しがんばって見ますとのことで本部と連絡もしてくれました。
すごく親切で情のある方が査定に来て下さったおかげで、最後は納得して買い取ってもらうことができ、今では本当によかったと思っています。
手塩にかけて磨いてきたバイク、いろいろな思い出が脳裏をよぎり、トラックに載せられて家を出るときには思わず涙が流れてしまいました。
病気が治ったとはいえ、いまだにバイクに乗ることもできない体になってしまったので、きっと新たなオーナーのもとで大切に乗ってもらっていると思えばそちらのほうが良かったです。
私の友人にバイク買取業者をやっている人がいるのですが、聞いた話では結構古いバイクも買取って外国に持っていけばそれなりの価格で売れるのだそうです。
やはり日本製は品質も良く、10年経っても、20年経っても少々のことでは壊れずに修理するだけで快適に動き続けるタフな機械だそうです。
もしかして先日私が彼に売ったボロボロのスクーターも今頃は外国の見知らぬ土地で、私の知らない青年とその友人、あるいは彼女を背中に乗せて走り続けているのだろうかなどと感傷にひたってしまいました。
しかし、物を大事にするということはいいことだと思います。
立派なリサイクルです。
新しいバイクを作るというのはそれだけで材料も必要ですし、作るために環境を破壊するということは考えられます。
もっとも今のバイクの方が、二酸化炭素の排出量もだいぶ低くなっているそうなので、どっちがエコなのか実際には分かりませんが。
ただ、今でも私のバイクが動いているのかもしれないと思うだけで少し幸せな気持ちになることは確かです。
なぜなら一時でも一緒に過ごしたバイクというのは愛着以上に自分の一部になっているからです。
車はそんな気持ちにならないのは私だけでしょうか。
まあ単なるバイク好きの戯言です。

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